PR

本広告は、一定期間更新の無いブログにのみ表示されます。
ブログ更新が行われると本広告は非表示となります。

  

Posted by つくばちゃんねるブログ at

2010年02月02日

一生懸命は必ず伝わる

こんにちは、さくら777です

昨日で入社してから、ちょうど4か月になりました


まだ、半年も経ってないんだなぁーとちょっとビックリ


人生の中で凝縮したような時間を過ごしているからでしょうか、もぅちょっと時間が経ってるような気がしたんですよ。


何事もそうだと思うんですが、やっぱり新しい環境や、新しいコトって、慣れるまでは一生懸命ですよね



そういえば以前、まだ入ったばっかりの時・・・あれはご納棺へ行った時のこと。


まだまだ慣れなくて、一生懸命にはやったんだけど・・・という帰り道。


ベテランYさんにこう言われたことがありました・・・。



【一生懸命、っていうのは、人が見てないところでやることを指して言うんだ。


人が見てるところで、一生懸命やったって、それは何も準備ができてないのと同じことだ。


例えて言えば、舞台で幕が上がって役者が揃ってるのに、舞台に上がる前にセリフを覚えてないのと一緒だ。


そういうのは“大根役者”っていって、一生懸命にやった、とは言わないんだ。】



確かに、その通りです。。。


痛い言葉だったけど、言われたことは全て的を得てて。


理(ことわり)なんです。自分には指導してくれる先輩方がいてホントよかったなぁー、と思います。うん。


それじゃぁ、今日も顔晴っていきますね


お天気もいぃし皆さんもよい日をお過ごしください~


(この記事は2008.10のものです)

現在進行中のブログはこちら
http://ameblo.jp/101sakura/
  


Posted by さくら777♪ at 09:00Comments(0)葬儀屋新人のつぶやき

2010年02月01日

かたよらない心 とらわれない心

こんにちはー、いつもわざわざ読みに来てくださって、ありがたいですぅー。


最近葬儀がないから(悲しむ人が少ないコトは、いいコトですね)

帰社時間が、早いこと早いこと


葬儀のない勤務時間って、普段できないことをやるんですね



そういう訳で、ご遺体を病院から搬送するストレッチャー 訓練。


だから、先輩Sさんの元、二人で “い・つ・も” ご遺体を運ぶストレッチャー に乗り(汗)、ご遺体と同じように搬送車に乗り・・・。



つまり、交代で遺体役をやって、訓練したんです

ストレッチャー をガラガラと押されて、担架布団という白いシーツにくるまれて、目をつむると、自分が遺体な訳だ。

死ぬ、ってこういうコトかぁー。。。


夜、寝てる時と何が違うんだろう。。。



先輩Sさんは、さっき、「遺体役やってる時は遺体らしく目をつむれ、」と言ってたから・・・


目をつぶってると、新米Tクンが一生懸命に、私の頭付近で、祭壇作って、香炉やらお線香やら置いている訳で。


生きてる時と、死ぬ時、違うのは、ただ自分の意識があるかないか。


けれど、魂があれば、そのまんま体には入ってなくても、こういう風景が見えてるんだよなぁー・・。



頭で考えるのではなく、実際に、自分がストレッチャー にのって、故人と同じように運ばれて、担架で布団まで移動されたら、そりゃもぅ、ひしひしと無情を感じます。。


生きる、って逆に、愛おしいね・・・


たくさん、傷ついて


たくさん、怒って


たくさん、笑って


たくさん、泣いて



そうやってジタバタしながら生きてきたけど、それでいいじゃん。



これからも。




誰も信じない、って固く心に誓ってた、あのころや


誰もがどうやったら道を見いだすんだろう、って悩んでた、そんな時も


きっと私たちより、先に彼岸へ渡った身近な人たちが、そうやって


魂で見守っていたんだろうなぁ、ってふと感じたの。



久々に、家に帰ったら「般若心経の本」学研 を、お風呂で温まりながら読みました





@@@@@@@@@@@@@@


かたよらない心


こだわらない心


とらわれない心


これが般若心経


空の心なり


    奈良薬師寺管長 高田好胤師


@@@@@@@@@@@@@@


みんな、それぞれが自分の場所で、幸せになりますように。。

ささやかだけど、私はこの場所で、いつも祈ってます


(この記事は2008.10のものです)

現在進行中のブログはこちら
http://ameblo.jp/101sakura/
  


Posted by さくら777♪ at 07:55Comments(0)葬儀屋新人のつぶやき

2010年01月31日

心にしまった優しい想い出がツラい時には励ましてくれる

こんばんは。今日もお仕事お疲れさまでした。私も今日の御葬儀が終わり、ただいま帰宅しました☆

昨日、納棺をしてきた故人さまは、パッとお顔を拝見しただけで、とても優しそうな表情で今にも起き出してきそうなくらい、穏やかなお顔でした。


ずっと先生を20数年やってらっしゃったとのこと。

威厳があるにも関わらず、とても優しそうで。


この先生が小さな子どもたちに伝えてきた時間。

その一瞬一瞬が、瞼に浮かぶようでした。


自分の小さいころを思い出してみても、そうなんですが、決して裕福ではなかったし、買いたかったものよりも、むしろガマンさせられた記憶の方がはるかに多い。


だけど、おじいちゃん、おばあちゃんと過ごした夏休みや、お父さん、お母さんとたまの休みに出かけたラーメン屋さんとか。

そんなささいな、小さい想い出が、ふとツライ時や、寂しい時に心を照らす小さな灯火(ともしび)になってるんです。。



心の中の優しい想い出が少しずつでも増えていくような、そんな生き方を積み重ねていきたいなぁ、と感じました。



どうしても、誰かが亡くなるのは、寂しく悲しいものですが、こればかりは誰もが避けられないもの。



田圃の畦に綺麗に並んだ、紅い曼珠沙華が透明な水色の空に揺れながら、悲しみの波紋を吸い取るようでした。

(この記事は2008.10のものです)

現在進行中のブログはこちら
http://ameblo.jp/101sakura/
  


Posted by さくら777♪ at 22:55Comments(0)葬儀屋新人のつぶやき

2010年01月31日

DO BEST

さくら 777♪です。

今日のタイトル、【ベスト】


最近、一番ツボにきた言葉です。


というのも、私、仕事しているときは、常に周りの情況を把握しながら動くんですが、チームでやることも多いので、ともすれば誰か、そこから遅れていたりすると、自分がカバーにまわれるよう、自分のペースを落とす傾向があるんです。


(指摘されるまで気がつかなかったんだけど(>_<)


そしたら、この道25年のYさんに、またもや金の言葉をかけられました。


【いいか、トキタ。


自分のベストを尽くせ。


周りに合わせてペースを落とすな。


それで、相手が間に合わなくても、それはその本人がベストを出していないからだ。


自分にとっての、ベストを必ず出せ。


そうして、誰かが上司から怒られたとしても、それはそいつの責任なのだ。】


私、そういう風に考えたことがなくて・・・。


本当に、いつも周りを見てたから・・・。


またもや脳天ヒット、あれからというもの、常にベストで仕事に挑んでおります

(この記事は2008.10のものです)


現在進行中のブログはこちら
http://ameblo.jp/101sakura/
  


Posted by さくら777♪ at 08:44Comments(0)葬儀屋新人のつぶやき

2010年01月30日

カラダのキズは見えるけど、心の傷は目に見えない

先日から葬祭場で使うイスの掃除を、延々一人で行っています。

お葬儀が入っていないときは、もっぱら備品のメンテナンス。

まるで、禅のようです。。。


広いホールに、誰もいないし。

なのに、なぜか・・・時々どこからか「バチン!」とか音、しょっちゅうするんですケド(・∀・)?。


************


さて本日そんなメンテナンスの途中、お昼前に病院から搬送依頼が入って、今日は初めて故人さまの病院→ご自宅への搬送、を行いました。


いつも御納棺の時は、遺体が硬直して固いし、冷たいんですが、今日は亡くなって時間が経ってないせいもあり、温かいし柔らかい。


長期間闘病されてたようで、ご遺族の方も心の準備は予めできていたようでした。


それで、搬送車に移動するとき、足にキズがあって、それにガーゼが当ててあったんですが、ふと


私たちって、

【カラダのキズは見えるけど、心の傷は目に見えないな】って。

想ったんです。


当たり前のことだけど、誰もが何かしら心にキズ持ってても、それって表には現れてこないから、通り過ぎてしまうんだなぁー、って。


体にケガをしている人をいたわるように、心にキズを負った人にも、同じようにいたわることのできる、そんな繊細さを持っていたいなぁーって、故人さまに教わりました。



さ、明日は、また御葬儀。


だいぶ涼しくなってきたし、がんばります☆

読んでもらって感謝


現在進行中のブログはこちら
http://ameblo.jp/101sakura/
(この記事は2008.09のものです)
  


Posted by さくら777♪ at 13:48Comments(1)葬儀屋新人のつぶやき

2010年01月29日

仕事で気をつけること

仕事の話。



お通夜前に【納棺】といって、ご遺体を棺へ安置する仕事があるんですが、最近はよく行くんですね。




正直、慣れない最初のころは、私もご遺族と一緒のような気持ちでした。


だって、次に何をやっていいのか分かんないんだもん。









でも、段々回数重ねると、“次はうまくやろう。。”って思うような、今回はうまくできないことって、どうしても出てきちゃうんですね。








だけど、そのとき25年やってきてるベテランのYさんからハッキリ斬られました。










「おまえにとっては、次がある仕事だけど、ご遺族にとっては、一生に一度しかないんだぞ。」って。










そうです、人生のうちで葬儀って、あっても何回か・・・しかないじゃないですか。





それぞれの人生を歩んできて、一番最後に行き着くところ。






やり直しがきかない、旅立ちの、その手伝いをする仕事なんですよね。






毎回、一回、一回を改めて大事にしていかなくちゃ、と想いながら・・・今日も行ってきました。







今日を振り返って、いい御納棺の儀ができたと思います。





8畳2間に入りきれない位、たくさんのご親族のみんなに末期の水をとってもらえて、お亡くなりになった方も、きっとお喜びになってるだろうなぁ~と想いながら、ついつい私の方がジン ときちゃいました(笑)









私にとっても、一日一生で悔いのないように、仕上げてきたいです。



さて、明日はこの方の御葬儀です。

(この記事は2008年9月のものです)
  


Posted by さくら777♪ at 08:00Comments(0)納棺日記

2010年01月28日

大事なことはどれだけ価値のあることをするか

最近・・・暑いですねぇ。。仕事で毎日毎日・・・汗びっしょり。


葬祭場のホールに置いてあったパンフレットに、こんなことが書いてありました。


****************





誰かが亡くなると、よく

“ご冥福をお祈りいたします”


こう言って、また私たちは日常の慌ただしく忙しい生活へ戻っていきます。




けれども本当の意味で故人のご供養になるのは、故人が突きつけてくれた





“限りある命”




を、どう活かすか、考えることではないでしょうか。



****************





ずがーん、と気持ちにヒットしました。


本当にその通りだなぁー、って。





身近な人を亡くして、涙を流す関係者の方々を身近に見てると、こんなにも人は誰かを愛する力があるんだ、、ってしみじみ感じるんです。私。。






********************




この世にどれだけ価値のあることをするかにある。



(ヘンリー)



********************


(この記事は2008年9月に書いたものです)
  


Posted by さくら777♪ at 08:25Comments(0)納棺日記

2010年01月27日

おくりびと、転職

はじめまして。さくら777です。







7月から新しく仕事を始めました。

“葬儀屋さん”。





毎日お通夜とお葬儀が、同時進行で何回もあって、。




もうなんだか、ものすごい時間が経ってるような感覚です。


昔から神社やお寺に行ったり、坐禅をするのも好きだし、実父が亡くなってるから、いつも「死」を見つめてる部分があったし。






それで、今年は叔父を亡くしてから、そういう仕事が身近になって、人の人生の締めくくりの儀式を滞りなく行う仕事って、大事だなぁーと思ったんですよ。




でも、やっぱり想像していたよりも、ハード。
まず座れない。多分・・・10時間近く立ちっぱなしじゃないかなぁ。

足の裏が真っ赤。




それよりも、さらにハードなのは、100才以上で大往生とかならまだいいけど、そうじゃないケースが多いから、、やっぱり、家族も、友達も、親戚も、近所だった人たちまで、みんなが悲しい。






私まで一緒に泣きそうになっちゃうんですよ。


いろいろ頭の中で考えちゃうし。







“この人はどういう人生を歩んだのかなぁ。”とか。

仕事ができるようになってきたら、忙しくてそれどころではないんでしょうけど。







今はまだ何もできないから。流れをまず見てるだけなので、感覚が多分参列者とおんなじなんですよね。。だけど、こういう感覚を忘れちゃいけないな、とも思うし。





みんな、それぞれの仕事で、そういうのってあると思うんですよ。


病院関係者だったら病院の、金融関係者だったら金融の、公務員だったら公務員の、接客業だったら接客の、現場関係だったら現場の、宗教関係だったら宗教の。





それぞれのプロになってしまうが故に、部外者の普通の一般的な感覚が薄れてしまうこと。


そこを忘れないために、今日は日記を書きました(笑)。






まぁ、今までいろんな仕事をしてみたけど、大事なことはシンプルで、
どんな仕事でも、結局





“人の気持ちに寄り添うこと”なのかも。

それって、人の心に【小さいけど、あったかいぬくもり】を与えるんだよね。




それができるときは、自分も気持ちいい仕事ができたし、それができないときは、失敗したし。






なんでもかんでも寄り添えばいい、ってもんでもないけど、。






自分の気持ちに正直に、かといって過去のことには執着しないで、人の気持ちに寄り添えるようになれたらいいなぁ、と思いました。




読んでもらえて感謝


(この記事は2008年9月に書いたものです)

茨城県桜川市の総合葬祭こもり家族葬
さくらほーる・ベルホールhttp://www.bell-komori.co.jp
  


Posted by さくら777♪ at 13:34Comments(0)葬儀屋新人のつぶやき