2010年01月27日

おくりびと、転職

はじめまして。さくら777です。







7月から新しく仕事を始めました。

“葬儀屋さん”。





毎日お通夜とお葬儀が、同時進行で何回もあって、。




もうなんだか、ものすごい時間が経ってるような感覚です。


昔から神社やお寺に行ったり、坐禅をするのも好きだし、実父が亡くなってるから、いつも「死」を見つめてる部分があったし。






それで、今年は叔父を亡くしてから、そういう仕事が身近になって、人の人生の締めくくりの儀式を滞りなく行う仕事って、大事だなぁーと思ったんですよ。




でも、やっぱり想像していたよりも、ハード。
まず座れない。多分・・・10時間近く立ちっぱなしじゃないかなぁ。

足の裏が真っ赤。




それよりも、さらにハードなのは、100才以上で大往生とかならまだいいけど、そうじゃないケースが多いから、、やっぱり、家族も、友達も、親戚も、近所だった人たちまで、みんなが悲しい。






私まで一緒に泣きそうになっちゃうんですよ。


いろいろ頭の中で考えちゃうし。







“この人はどういう人生を歩んだのかなぁ。”とか。

仕事ができるようになってきたら、忙しくてそれどころではないんでしょうけど。







今はまだ何もできないから。流れをまず見てるだけなので、感覚が多分参列者とおんなじなんですよね。。だけど、こういう感覚を忘れちゃいけないな、とも思うし。





みんな、それぞれの仕事で、そういうのってあると思うんですよ。


病院関係者だったら病院の、金融関係者だったら金融の、公務員だったら公務員の、接客業だったら接客の、現場関係だったら現場の、宗教関係だったら宗教の。





それぞれのプロになってしまうが故に、部外者の普通の一般的な感覚が薄れてしまうこと。


そこを忘れないために、今日は日記を書きました(笑)。






まぁ、今までいろんな仕事をしてみたけど、大事なことはシンプルで、
どんな仕事でも、結局





“人の気持ちに寄り添うこと”なのかも。

それって、人の心に【小さいけど、あったかいぬくもり】を与えるんだよね。




それができるときは、自分も気持ちいい仕事ができたし、それができないときは、失敗したし。






なんでもかんでも寄り添えばいい、ってもんでもないけど、。






自分の気持ちに正直に、かといって過去のことには執着しないで、人の気持ちに寄り添えるようになれたらいいなぁ、と思いました。




読んでもらえて感謝


(この記事は2008年9月に書いたものです)

茨城県桜川市の総合葬祭こもり家族葬
さくらほーる・ベルホールhttp://www.bell-komori.co.jp



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Posted by さくら777♪ at 13:34│Comments(0)葬儀屋新人のつぶやき
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